京都三大漬物の1つ千枚漬けも自宅で簡単に

根菜類の中でも比較的地味な存在のカブですが、小さめで白くて丸い見た目は愛嬌がありますし、シャキシャキした食感も楽しめる野菜です。目立たないといっても、お酢を使った副菜の中ではかなり貴重な存在であり、漬物を作る際には欠かせません。和食ではあらゆる野菜を使いますが、カブを使った浅漬けや千枚漬けなどは、日本人にとって愛すべき漬物たちです。京都では日常的に食べられている千枚漬けは、スーパーや取り寄せをしないと口に入らないイメージですが、野菜と調味料があれば自宅で簡単に作ることができます。スライサーを使えばカブは簡単に、とても薄くスライスをすることが可能です。塩を1枚ごとつける作業は若干手間ですが、仕上がりは絶品ですので、出来上がりを楽しみに作業をすることができます。お酢はたっぷりと使い、ほかにもみりんや砂糖も調味料として使用、唐辛子やゆずの皮、昆布も加えるとよりうまみが増します。お酢の酸味と甘みとのバランスは最高であり、より味が染み込む2日から3日後が食べごろです。